2017年11月16日、ザンベジ州都カティマ・ムリロ市において、「ザンベジ州カティマ・ムリロ市メインストリーム協会障害児・孤児センター衛生改善計画」引き渡し式が、ポハンバ前大統領夫人、マロンベ=ヌクベ副大統領府障害者担当副大臣、サンクワサ公共・運輸省副大臣、坂本大使、チンドゥカ・メインストリーム協会長他が臨席の下、実施されました。 メインストリーム協会は、2008年に設立されたNPOで、障害児・孤児の通所施設を運営しています。障害児と健常児を共に受け入れ社会的交流の機会を創出することで、地域社会の障害児に対する理解促進を図っています。同団体では、資金不足によりトイレやシャワー、台所施設がなく、とりわけ、健常児以上に衛生面での配慮が必要な障害児を受け入れる上で、衛生面の問題を抱えていました。 そのため、メインストリーム協会の衛生環境の改善を目的とした本案件(供与額6,245,880円)を通じて、台所、ダイニングルーム、トイレ施設が建設されました。現在では、障害児および孤児54名全員が、整った衛生環境の下、社会スキル教育、リハビリテーション、食事などを受けることができるようになりました。式典では、前大統領夫人以下政府・団体関係者、地元コミュニティ関係者から、日本国政府及び日本国民の支援に対する多大な謝辞が述べられました。
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フォトレポート