日本・WFP・ナミビアの三者協力プロジェクト 食糧引き渡し式
令和2年6月29日
令和2年6月26日、在ナミビア日本大使館は、国連世界食糧計画(WFP)及びナミビア首相府とともに、令和元年度補正予算案件「ナミビアにおける干ばつ被災者に対する食糧・栄養支援」で調達した食糧の引き渡し式を執り行いました。
このプロジェクトは、日本・WFP・ナミビアの三者協力を通じ、昨年の干ばつにより最も被害を受けた東カバンゴ州及び西カバンゴ州の人々を支援するものです。日本政府が拠出した70万米ドルを用いて、食糧不足に苦しんでいる3万人の方々に、トウモロコシ粉・豆・油などの食糧を供与します。
式典において、原田大使は、平成23年、日本が東日本大震災による甚大な被害を受けた際、ポハンバ大統領(当時)からのお見舞い状とともにいただいたナミビア政府及び国民からの多大な支援に対する返礼の意味もあって、この度、深刻な干ばつ対策に貢献することができ幸いであると述べました。
クーゴンゲルワ=アマディーラ首相他、関係者からは、このプロジェクトはナミビアにおける食糧安全保障と強靭性の強化へ大きく寄与するとし、日本の協力に対して謝辞が述べられました。
-フォトレポート