令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「給水所の修復による干ばつ緊急支援計画」引渡し式
令和3年3月17日
修復された給水所のテープカットを行う原田大使とサイモン・クネネ州知事代理
令和3年3月17日、令和元年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「給水所の修復による干ばつ緊急支援計画」により修復された給水所の引渡し式を、原田大使、サイモン・クネネ州知事代理、ムスルウェ・ナミビア赤十字社代表等の参加の下、クネネ州オプオ近郊のアルファ村で実施しました。
本案件は、深刻な干ばつにより2019年に国家緊急事態が宣言されたことを受けたもので、ナミビア赤十字社を通じた総額約937万円の支援により、破損していたクネネ州内の給水所16基が修復され、480世帯に安全な水を供給することが可能となりました。また2,000人以上の住民が安全な飲料水と栄養に関する研修を受けることができました。
本案件は、2019年に横浜で開催された第7回アフリカ開発会議(TICAD7)の際の日・ナミビア首脳会談において、安倍前総理大臣からガインゴブ大統領に対し、ナミビアにおける干ばつの深刻な状況を踏まえた支援の意向を表明したことを受けたものです。